パソコンのメモリー不足にならないために必要なメモリー量とは

パソコンのメモリーは、パソコンを快適に使用するためには欠かせないもの。メモリーの容量次第では、パソコンの動きが遅くなってしまうこともあります。それでは、メモリー不足にならないためには、どれくらいの容量が必要なのでしょうか? ここではパソコンのメモリーについてご紹介いたします。

パソコンの「メモリー」とは?

メモリーとは、パソコンが一度に処理することができる記憶装置のことを言い、わかりやすく説明すると、作業ができるスペースの広さのようなものです。
例えば勉強する際に、机が広ければたくさんのノートや教科書を広げることができます。逆に、机が狭いと少ししか広げることができず、とても窮屈で快適に勉強できません。
同じことで、メモリーの容量が大きければ大きいほど、重いソフトウェア(例えば画像や動画の編集ソフト)や、多くのソフトフェアを同時に扱うことができます。
逆にメモリーが不足すると極端に動きが悪くなったり、場合によってはソフトが止まってしまったりすることもあります。

■メモリーとは、作業スペースの広さのようなもの

容量の目安としては、インターネットでウェブサイトを見たり、音楽を聴いたり、文章や表計算の作成などといった軽作業の場合は、4GBあれば十分でしょう。
高画素の動画や写真の編集、3Dのゲームなどを楽しみたい場合は、8GB程度のメモリーがあったほうが快適に作業できると言えます。

■メモリーの目安
パソコンの用途 メモリー容量
  • ウェブサイト閲覧
  • 音楽を聴く
  • 文章や表計算の作成
4GB
  • 高画素の動画や写真の編集
  • 3Dゲーム
8GB

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まずはメモリーの使用状況を確認しよう

自分の使っているパソコンのメモリーが足りているかどうかを、簡単に調べる方法があります。
これらは、よく使うソフトウェアを起動した状態で行ったほうがより負荷がかかっているため、本当に不足しているのかどうか確認しやすくなります。普段使うソフトがやけに動きが遅いと感じている方は一度試してみてください。

1. Windowsボタンを押しながら「X」ボタンを押すと、画面の左端にメニュ一覧が表示されます。

2. その中から「タスクマネージャー」をクリックします。

3. タスクマネージャーが表示されたら「パフォーマンス」タブをクリックします。

4. 最後に「メモリ」をクリックすると、メモリーの使用状況が表示されます。メモリーの使用割合が「%」で表示されていますが、これが100%に近ければ近いほど空きメモリーが少ないという意味になります。

1.「アプリケーション」から「ユーティリティ」を選び、「アクティビティモニタ」を選択します(図1-1)。
または「その他」から心電図のようなアイコンをクリックします(図1-2)。

▼図1-1

▼図1-2

2.アクティビティモニタが表示されたら、上部にある「メモリ」タブをクリックしてください。中央部に使用状況一覧が表示され、下部にグラフと数値が表示されています。

3.グラフが緑色であれば問題ありませんが、黄色や赤ならメモリーが不足しています。また、「使用済みメモリ」が「物理メモリ」に近い数値になっている場合でも、メモリーが不足していると言えます。

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メモリーが足りない場合は

上記方法でメモリーの使用状況を確認し、メモリーが不足しているようなら、パソコンのメモリーを追加したり、取り替えたりしてメモリー容量を増やすと良いでしょう。
そのような場合、アイオーデータで提供しているメモリーを使えば、お手持ちのパソコンを手軽にパワーアップできます。パソコンの中身を開けて作業を行うため、一見難しいように思えますが、実際にはそれほど難しくはないので、パソコンに詳しくない方でも交換は可能です。

メモリーの種類はたくさんあるため、お手持ちのパソコンに適合するメモリーを選ばなくてはなりませんが、アイオーデータではお使いのパソコンに合ったメモリーを簡単に検索していただける対応製品検索システム「PIO(ピオ)」というサービスがありますので、ぜひご利用ください。

メモリーに余裕があると快適にパソコンの作業が行えますが、不足すると極端に動きが悪くなってしまうかもしれません。「最近パソコンの動きが悪いなあ」と思った方は、お手持ちのパソコンのメモリー量を確認していただき、必要に応じてメモリーを増やしてみてはいかがでしょう。
  1. <1.パソコンの内部ハードディスク(HDD)に必要な容量はどれくらい?
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